この記事では、「ゴールデンキウイ」と「ゴールドキウイ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ゴールデンキウイ」とは?
気候の良いニュージーランドで生産される「ゴールデンキウイ」は、日本人の口に合うように改良し、ゼスプリ・インターナショナル・ジャパンが販売する果物です。
甘みが強くなる3月から5月に旬を迎えるこのキウイは4月末に日本に輸出され、10月中旬頃までに販売されます。
国内で生産される期間は毎年秋に入る10月から2ヶ月間になり、冬に販売するのが一般的です。
特徴としては、先端が尖っている形状で、全体的にうぶ毛が薄くなります。
酸っぱさは弱く、甘みの方が強いため子供も食べやすいのが「ゴールデンキウイ」の良さです。
「ゴールドキウイ」とは?
まるで黄金のような美しい黄色の果肉が食欲をそそる「ゴールドキウイ」は、片方の先端にとんがりがある形状が特徴的です。
元はグリーンキウイでしたが、日本人が食べやすい味にして売り出しました。
抗酸化作用が非常に強いビタミンCが、従来のキウイよりも倍以上含まれていたり、甘さが強いので美味しく食べられます。
ポリフェノールも含まれるこのキウイを1年中日本人に食べてもらいたいと、ゼスプリ社は宮崎県や愛媛県、佐賀県でも作られ、日本各地へと出荷している果物です。
「ゴールデンキウイ」と「ゴールドキウイ」の違い
「ゴールデンキウイ」と「ゴールドキウイ」の違いを、分かりやすく解説します。
とても甘く、酸味が少ない「ゴールデンキウイ」はニュージーランドで作られて出荷している果物です。
人が1日に必要とするビタミンCが含まれています。
うぶ毛は少ないので、手に持ってもちくっとせず、皮も剥きやすいのが魅力です。
3月以降に食べ頃になり、4月末に輸出されます。
もう一方の「ゴールドキウイ」はゼスプリ社が扱っているゼスプリサンゴールドを主に指す果物であり、日本の佐賀県をはじめ、宮城県で1年中出荷できるよう生産しているところが違う点です。
また、国際種苗に登録し、知的財産を所有する権利を持っていますが、ゴールデンキウイはお菓子や飲料などに様々な商品の名称を付けるために使われています。
まとめ
同じキウイを指す言葉ですが、商品の知的財産権利といったものが絡むところに違いがあると覚えておくといいでしょう。