「CAT5eケーブル」と「CAT6ケーブル」の違いとは?分かりやすく解釈

「CAT5eケーブル」と「CAT6ケーブル」の違いとは?違い

最近では、家庭で使用される有線ネットワークもメガビットからギガビットの世界に移行しているのが普通になっています。

そのような環境において、重要なのはその速度に応じたケーブルを使用することですが、その指標になるのが「カテゴリー」であり、例えばギガビットイーサネットには「CAT5eケーブル」が必要だと言われています。

それでは、この「CAT5eケーブル」とはどういう意味でしょうか。

また、「CAT6ケーブル」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「CAT5eケーブル」「CAT6ケーブル」の違いを分かりやすく説明していきます。

「CAT5eケーブル」とは?

「CAT5eケーブル」とは、「カテゴリー5」あるいは「カテゴリー5エンハンスド」とも呼ばれるイーサネットLANで使用されるケーブルの規格であり、主にギガビットイーサネットで使用されるものです。

最大周波数としては100MHzです。


「CAT6ケーブル」とは?

「CAT6ケーブル」とは、「カテゴリー6」とも呼ばれるイーサネットLANで使用されるケーブルの規格であり、主にギガビットイーサネットで使用されるものです。

最大周波数は250MHzです。

「1000BASE-T」で使用する周波数は64MHz程度なので問題ないが、「10GBASE-T」では400MHzまで使用するので、エラーが多くなる可能性があり、「Cat. 6A」を使用するのが安心です。


「CAT5eケーブル」と「CAT6ケーブル」の違い

「CAT5eケーブル」「CAT6ケーブル」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つの言葉は、イーサネットに使用されるケーブルの種類であることは同じですが、規格が違うことによって使用できる環境が違います。

規格自体はANSI、ISO、IEC、JISなどの標準を決めている組織すべてが設定していますが、それらをまとめて「CATxx」という名称で呼んでいます。

大きな要因としては、ケーブルの材質、製法による特性によって対応できる周波数に上限があることから、それを明確にすることにより、対応できるネットワークが決まってきます。

問題なく使用できると認定されているのは「CAT5eケーブル」に関してはギガビットイーサネット、つまり「1000BASE-T」まで使用可能ですが、「CAT6ケーブル」では「1000BASE-T」および、一定の条件下で「10GBASE-T」までの環境で使用することができます。

まとめ

この記事では、「CAT5eケーブル」「CAT6ケーブル」の違いを、解説してきました。

このように、使用するネットワークによって選択すべきケーブルのカテゴリーは決まるので、少なくともそれ以上のレベルのものを使用する必要があります。

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