この記事では、「二枚貝」と「巻貝」の違いを分かりやすく説明していきます。
「二枚貝」とは?
「二枚貝(にまいがい)」とは、軟体動物門・貝殻亜門・二枚貝綱に属している動物の総称を意味しています。
二枚貝綱は「斧足(ふそく)類(斧足綱)」や「弁鰓(べんさい)類(弁鰓綱)」とも言います。
「二枚貝」は左右一対の二枚の貝殻で覆われているのが特徴です。
貝殻は天敵から身を守る役目もしています。
「二枚貝」は頭、目、触覚がなく、足が斧のような形をしています。
「二枚貝」には、「ハマグリ」、「アサリ」、「カキ」、「ホタテガイ」などがいます。
「巻貝」とは?
「巻貝(まきがい)」とは、軟体動物門・腹足(ふくそく)綱に分類されている動物の総称、またはその一部のことを表しています。
「巻貝」は殻が螺旋状(らせんじょう)に巻かれているのが特徴的ですが、中には殻が退化して、無くなっている種もいます。
「巻貝」の殻の巻き方は右巻き、左巻き、左右両巻きの種がいます。
また、「巻貝」は足の裏が広く、大きくなっています。
「巻貝」には「サザエ」、「タニシ」、「ウミウシ」、「ナメクジ」、「カタツムリ」などがいます。
「二枚貝」と「巻貝」の違い
「二枚貝」と「巻貝」の違いを、分かりやすく解説します。
見た目での大きな違いは、「二枚貝」は左右一対の二枚の貝殻で覆われていますが、「巻貝」は殻が螺旋状に巻かれています。
さらに、「二枚貝」の足は斧のような形をしているのに対し、「巻貝」は足が大きく、広くなっています。
「二枚貝」と「巻貝」にはこれらのような違いが見られます。
まとめ
「二枚貝」の英語表記は「half shells」、「bivalve」などになります。
そして、「巻貝」は英語で「spiral shell」、「conch」、「snail」などと表記します。
「二枚貝」と「巻貝」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。