「SOLD」と「SOLD OUT」の違いとは?分かりやすく解釈

「SOLD」と「SOLD OUT」の違いとは?違い

英語にも日本語と同じように微妙な違いがある言葉が多く存在します。

例えば、ある楽器店に飾ってあるビンテージギターに「SOLD」という札が付いていることがあります。

それでは、この「SOLD」とはどういう意味でしょうか。

また、「SOLD OUT」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「SOLD」「SOLD OUT」の違いを分かりやすく説明していきます。

「SOLD」とは?

「SOLD」とは、英語で「売る」あるいは「売れる」という意味の「sell」の過去形あるいは過去分詞形の単語です。

「sell」が過去形として使われる場合は「売った」あるいは「売れた」という意味になります。


「SOLD OUT」とは?

「SOLD OUT」とは、英語で「売る」あるいは「売れる」という意味の「sell」の過去形に「out」という単語がついたもので、意味としては「売り切れる」となります。

これは「out」という副詞の「そこから完全に離れてしまう」という意味を考えれば納得できます。


「SOLD」と「SOLD OUT」の違い

「SOLD」「SOLD OUT」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つの言葉は、何かが売れてしまったという意味を持つ英語であることは同じですが、基本的な概念が違います。

つまり、単に「売れてしまった」というのが「SOLD」であり、「同じ種類のものがすべて売れてしまった」「SOLD」なのです。

したがって、前述のビンテージギターのような1点ものの品物が売れてしまった場合は「SOLD」なのですが、スーパーでたまたま卵がすべて売れてしまったような場合は「SOLD OUT」です。

これは、実体のあるものだけではなく、たとえば、そのホテルのある日の部屋がすべて予約で埋まってしまったような場合にも「SOLD OUT」と言います。

別の言い方をすれば「売れた」「売れてしまった」の違いと言えるかもしれません。

まとめ

この記事では、「SOLD」「SOLD OUT」の違いを、解説してきました。

この2つの違いをマスターすることは、「OUT」という単語のニュアンスの体得にも役に立つので、この機会に改めて学んでおくのもよいでしょう。

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