「順次」と「逐次」の違いとは?分かりやすく解釈

「順次」と「逐次」の違いとは?言葉の違い【2語】

「順次」「逐次」はどのような意味の違いがあるのでしょうか。

今回は、「順次」「逐次」の違いを解説します。

「順次」とは?

「順次」とは、「次から次へと順番に行うこと」を意味する言葉です。


「順次」の使い方

準備ができたものから順番に行うさまを表します。

順番は関係なく次々に行うさまを表し用意ができないものは後回しにしたり準備が早くできたものは先にしたりなど、行う順番を事前に決めず適当なものから行う様子に対して用いられる表現です。


「逐次」とは?

「逐次」とは、「決められた順番に従って次々に行うこと」を意味する言葉です。

「逐次」の使い方

前に行う順番を決めておき決めた通りに次々行うさまを表します。

1番の次は2番、2番の次は3番と決められた順番は崩さずに守ります。

仮に3番の方が2番よりも早く準備が整ったとしても順番を飛ばして先に行うことはなく2番の準備が整い行動した後でないと3番は行動しません。

「順次」と「逐次」の違い

「順次」「逐次」の違いは「順番」です。

事前に順番を決めず可能なものから次々に行っていくのが「順次」で、事前に決めた順番に従って次々に行うのか「逐次」という違いで区別されます。

2つの違いは最終的な目的が影響しており「順次」は最終的に全てに行動させることを目的にしているので順番を気にしないのに対し「逐次」は順番通りに最後まで行うことを目的にしているため順番を飛ばしたり入れ替わったりするとミスになります。

出来上がった料理から次々に運ばれてくる食堂のスタイルが「順次」で、料理の組み合わせや味のバランスを考えて前菜からデザートまで順番通りに運ばれてくるコース料理のスタイルが「逐次」という違いです。

「順次」の例文

・『用意できた人から順次出発する』
・『書き上がったら順次提出してください』

「逐次」の例文

・『戦力を逐次投入する』
・『プログラムに従い逐次演奏が披露された』

まとめ

「順次」「逐次」は順番を気にするかどうかで区別されます。

ビジネスの世界では広く使われている表現なので違いを正しく理解しておきましょう。