「長寿」と「長命」の違いとは?分かりやすく解釈

「長寿」と「長命」の違いとは?言葉の違い【2語】

同じような意味を持つ言葉として「長寿」「長命」があります。

2つの言葉はどのような違いで使い分けられているのでしょうか。

今回は、「長寿」「長命」の違いを解説します。

「長寿」とは?

「長寿」とは、「寿命が長いこと」を意味する言葉です。


「長寿」の使い方

生まれてから年老い老衰で死ぬまでの命の長さのことを「寿命」といいます。

「長寿」とは生まれてから年老いて自然に死ぬまでの命の長さを表す言葉です。

事故にあったり病気を患ったりなど不慮の死を除く命の長さを表す言葉で、予想される寿命の長さと既に長生きしているさまの両方の意味で使われます。

長く生きることを良いことであると捉えた肯定的な表現です。


「長命」とは?

「長命」とは、「生命を長く維持すること」を意味する言葉です。

「長命」の使い方

生まれてから命が尽きるまでの期間が長いことを表します。

平均よりも長く生きることを表す言葉で生きることに対する評価や価値観を含まない事実のみを客観的に表現した言い方です。

生物学的に生命が維持されている状態が長く続くことを意味する言葉なので本人の意識が失われているのに延命装置で生かされているような状態も含みます。

「長寿」と「長命」の違い

「長寿」「長命」の違いは「終わり方」です。

「長寿」は老衰で寿命を迎え亡くなる終わり方を前提にした表現なのに対し「長命」は老衰以外の終わり方も含んだ表現です。

生まれてから年老いて老衰で死ぬまでの期間が長いことを意味する言葉が「長寿」で、生まれてから命を失うまでの期間が長いことを「長命」と表現します。

毎日を無事に過ごし老衰で亡くなる場合は「長寿」と表現し、何度も命を狙われたが危機をかいくぐり普通よりも長く生き延びた場合は「長命」と表現します。

まとめ

「長寿」「長命」は命に対する価値観や想定される終わり方の違いで区別されます。

意味はよく似ていますがニュアンスがかなり異なるので上手く使い分けましょう。