我々人間にとって最も大切なもののひとつが「希望」です。
これは、多くの人が同意してくれるでしょう。
それでは、この「希望」とはどういう意味でしょうか。
また、「望む」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「希望」と「望む」の違いを分かりやすく説明していきます。
「希望」とは?
「希望」とは、英語では「hope」という名詞に相当することばであり、「こうなりたい」あるいは「こうなってほしい」という意味の名詞です。
場合によっては「希望する」のように動詞としても使用されます。
名刺としての「希望」は「願い」といいかえることもできます。
「望む」とは、英語ではやはり「hope」という動詞に相当することばであり、「思いが実現することを求める」という意味をもつ単語です。
「望む」ものとしては、なんでもよく、「平和」のような大きなものであることも、「たくさん食べたい」というようなものでも構いません。
「望む」ことに貴賤の区別はありません。
「希望」と「望む」の違い
「希望」と「望む」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの言葉は前述のように、英語では同じ「hope」であり、見方によっては名詞と動詞の違いだけということもできます。
また、ある意味では結果と過程、あるいは目標と手段のような関係ともいえます。
さらに、別の見方をすれば、全く違うものとも言えます。
単純にいえば、「希望」は、どうなりたいかというビジョンです。
それに対して、「望む」は、「なりたいものになりたいと思う」ことです。
つまり「思い」です。
したがって、この2つの関係としては、「望む」ことを続けることが「希望」そのものであり、それが「希望」するものに近づくことにもなるというものです。
まとめ
この記事では、「希望」と「望む」の違いを、解説してきました。
この2つに関しては、序文でも記述したように、言葉の意味は違いますが人間にとって大切なものであることには間違いありません。
何があってもこれらのことばを忘れなければきっと明日はいいことがあるでしょう。