この記事では、「毎度のことながら」と「毎度のことで恐縮ですが」の違いを分かりやすく説明していきます。
「毎度のことながら」とは?
「毎度のことながら」は「そのものごとが、一度きりではなく何度も繰り返し起きて当たり前の様になっていること」です。
「毎度のことながら」の言葉の使い方
「毎度のことながら」は、副詞的にあることを強調する言葉として使われます。
「毎度」は「同じ事が繰り返されること」という意味「ながら」は「そのまま」「～ではあるが」「～けれども」という意味、「毎度のことながら」で、「同じことが繰り返されているけれども」になります。
基本的に、後に続く内容は良いこと・悪いことどちらの意味でも使われます。
「毎度のことで恐縮ですが」とは?
「毎度のことで恐縮ですが」は「相手に迷惑をかける様なものごとが、一度きりではなく何度も繰り返して起きるので、申し訳ないと伝えること」です。
「毎度のことで恐縮ですが」の言葉の使い方
「毎度のことで恐縮ですが」は、ビジネス用語で、謝罪やお断りする時のクッション言葉として使われます。
「恐縮ですが」は「相手に申し訳なくて身がすくむ思い」という意味、自分側から相手に何度もお願いすることが起きることに対して申し訳ないと謝罪する言葉です。
「毎度のことながら」と「毎度のことで恐縮ですが」の違い
「毎度のことながら」は「同じことが繰り返されているけれども」という意味、後に続く内容は良いこと・悪いことどちらの意味でも使われます。
「毎度のことで恐縮ですが」は「自分側から相手に何度もお願いごとが起きることに対して申し訳ないと謝罪する言葉」です。
「毎度のことながら」の例文
「毎度のことながら」の例文は以下の通りです。
・『毎度のことながら彼のプレゼンは素晴らしい』
・『毎度のことながらミスが多くて彼には呆れる』
「毎度のことで恐縮ですが」の例文
「毎度のことで恐縮ですが」の例文は以下の通りです。
・『毎度のことで恐縮ですが、お支払い金額の明細書をお送りくださいませ』
・『毎度のことで恐縮ですが、内容をご確認の上ご連絡いただけますか』
まとめ
今回は「毎度のことながら」と「毎度のことで恐縮ですが」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。
