「甲丸リング」と「平打ちリング」は指輪の構造を指す言葉です。
それぞれどのような構造で何が違うのでしょうか。
今回は、「甲丸リング」と「平打ちリング」の違いを解説します。
「甲丸リング」とは?
「甲丸リング」とは、「断面がアーチ状になっている構造の指輪」を指す言葉です。
「甲丸リング」の使い方
細い金属を輪環に整形し指にはめて使う装飾品を「指輪」や「リング」といいます。
金属輪の断面がかまぼこのようなアーチ状になっている構造の指輪が「甲丸リング」です。
指輪の表面が丸みを帯びていて柔らかみを感じさせるデザインです。
昔からある定番のデザインであり装着した時に隣の指やふれた物に引っかかることがなく実用性も優れています。
「平打ちリング」とは?
「平打ちリング」とは、「断面が平たい形状になっている指輪」のことです。
「平打ちリング」の使い方
表面がフラットで角が立っている構造の指を指します。
四角い金属板を丸くつなげたシンプルな構造の指輪です。
エッジが立っているのでシャープでキリリと引き締まった印象を与えます。
ファッションリングとして広く用いられ特に重厚感のあるデザインと相性がいいことから男性用の指輪としても人気です。
「甲丸リング」と「平打ちリング」の違い
「甲丸リング」と「平打ちリング」の違いは「断面の形状」です。
指輪のアーム部分を切った断面がかまぼこのように丸いドーム状になっているのが「甲丸リング」、断面が四角で表面が平らになっているのが「平打ちリング」という違いで区別されます。
指にはめると表面に丸い部分が来る「甲丸リング」はなめらかな印象で引っかかりも少なくなじみやすいという特徴があり、表面がフラットな「平打ちリング」は指にはめても角が立っているのでシャープですっきりとした印象を与えます。
「甲丸リング」の例文
・『甲丸リングは伝統的なデザインだ』
・『甲丸は着けていて邪魔にならない』
「平打ちリング」の例文
・『シャープなデザインの平打ちリング』
・『平打ちリングはテクスチャデザインと相性がいい』
まとめ
「甲丸リング」と「平打ちリング」は断面形状の違いで区別されます。
デザイン的な特徴と実用性を考慮して指輪を選びましょう。