この記事では、「早々に」と「早急に」の違いを分かりやすく説明していきます。
「早々に」とは?
「早々に」は「そうそうに」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「その状態になってからすぐに」という意味です。
2つ目は「すぐにある行動をする様子」という意味です。
「早々に」の言葉の使い方
「早々に」は副詞として「早々に立ち去る」「早々に切り上げる」などと使われます。
「早」は「はや(い)」とも読み「時間をおかない様子」という意味、同じ言葉を重ねることで意味を強調して「時間をおかずすぐに」になります。
因みに、「早々」だけの場合は「はやばや」と読みますが、「早々に」と助詞が付く場合、基本的に「そうそうに」と読みます。
「早急に」とは?
「早急に」は「そうきゅうに・さっきゅうに」と読みます。
意味は「非常に急いですぐに」です。
「早急に」の言葉の使い方
「早急に」は副詞として「早急に対応する」「早急に手配する」などと使われます。
「早」は「時間をおかない様子」という意味、「急」は「いそ(ぐ)」とも読み「進行がせかせかと速い」「事態がさし迫っている」知追う意味、「早急に」で「事態が差し迫って時間をおかないこと」になります。
「早々に」と「早急に」の違い
「早々に」は「時間をおかずすぐに」という意味です。
「早急に」は「事態が差し迫って時間をおかないこと」という意味です。
「早々に」の例文
「早々に」の例文は以下の通りです。
・『来月早々に引越す予定だ』
・『雨が降り出したので早々に引き上げる』
・『出社早々にクレームの電話を食える』
「早急に」の例文
「早急に」の例文は以下の通りです。
・『早急にご対応願います』
・『早急に解決しなければならない』
・『早急にご返事願います』
まとめ
今回は「早々に」と「早急に」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。