「想いを紡ぐ」と「心を紡ぐ」の違いとは?分かりやすく解釈

「想いを紡ぐ」と「心を紡ぐ」の違いとは?違い

この記事では、「想いを紡ぐ」「心を紡ぐ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「想いを紡ぐ」とは?

自分と相手の想いを合わせて一つになることを「想いを紡ぐ」【おもいをつむぐ】といいます。

人の想いに焦点を当てた言葉であり、自分だけは魅力的なものが作れなくても、もう1人の願いを込めた発想や感情を掛け合わせればより理想的な物を創りだせるといった状況を表せるのです。

元々は様々なものを一つに合わせるといった「紡ぐ」「想い」を掛け合わせた言葉になります。


「心を紡ぐ」とは?

相手と様々な体験を通して、しだいに心を通わせていくことを「心を紡ぐ」【こころをつむぐ】といいます。

例えば、一緒に食事へ出かけたり、楽しい会話していくことでお互いに壁を無くし、気軽に遊べる仲となるでしょう。

遊べばさらに二人の距離は深まり、相手が何をして欲しいか、どのような考え方する人かが理解できるのです。

このように、相手と糸でより合わせて簡単にはほぐれないようにして、結ばれる仲にしていきます。


「想いを紡ぐ」と「心を紡ぐ」の違い

「想いを紡ぐ」「心を紡ぐ」の違いを、分かりやすく解説します。

人の心に芽生える感情を一つに掛け合わせて創り出すといった場面で使われているのが「想いを紡ぐ」といいます。

たった1人では難しくと、想いが違う2人であれば今までにない魅力的な発想や作品が創り出せるのです。

もう一方の「心を紡ぐ」は2人の心を強くより合わせて重ねるようにして、しっかり結びつけて問題が起きても簡単には切れないようにするという意味として使われています。

「想いを紡ぐ」の例文

・『子供達の強い想いを紡ぐ芸術作品は、海外の人の心をも動かした』
・『学生達の想いを紡ぐ澄んだ歌声は、観客の気持ちに変化をもたらした』

「心を紡ぐ」の例文

・『クラスに馴染めない転校生と一緒に行動して、心を紡ぐ努力した』
・『手紙を書かなくなった日本人の心を紡ぐ方法は、SNSに移行しつつある』

まとめ

似ている言葉ですが、「想い」「心」といった点に違いがありますので、自分なりにどのような場面で使うか意味を踏まえて使い分けてみましょう。

違い
違い比較辞典