「人たらし」と「女たらし」の違いとは?分かりやすく解釈

「人たらし」と「女たらし」の違いとは?言葉の違い【2語】

この記事では、「人たらし」「女たらし」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「人たらし」とは?

一人だけでなく、何人もの人に好かれたいと強く思っては行動する者を「人たらし」【ひとたらし】といいます。

人を騙してまでも好かれたいと思うこのような人は、興味がある相手に対しては少し強引で卑怯な手段を使ってまでも心を奪ってやりたいと思うのです。

また、自分はいつも人が集まるときは中心にいたいと強く思ったり、周囲から注目を浴びたいと思うところもあります。


「女たらし」とは?

好みの女性がいればすぐ声をかけて口説き、付き合ってしまう人を「女たらし」【おんなたらし】といいます。

常に女性からもてはやされるのが趣味である男性を指す言葉です。

このような人は、彼女がいても遊べる女性を探して誘惑するといった悪いところもあり、弄ぶだけ遊んだ後はいとも簡単に捨てるといった行動を見せる場合もあります。


「人たらし」と「女たらし」の違い

「人たらし」「女たらし」の違いを、分かりやすく解説します。

いとも簡単に自分の世界へ引きずり込み、相手を翻弄させるのがうまい者を「人たらし」といいます。

好かれたいと思うあまり、興味がない人であってもとりあえず声をかけて仲間にするのがうまいのです。

もう一方の「女たらし」は、言葉巧みに異性を誘惑してはその気にさせて付き合う男性を指します。

誘ってもその気にならなければ強引に誘惑して、自分のものにする人もいるわけです。

「人たらし」の例文

・『妹は人たらしなので、いつも上辺だけの付き合いで終わる』
・『友人は子供の頃から人たらしでクラスの生徒から嫌われていた』

「女たらし」の例文

・『異性の気持ちをうまく読み取れる女たらしはもてる』
・『思わせぶりな態度を見せる女たらしは、言葉巧みに惚れさせる』

まとめ

似ているようで意味に違いがある2つの言葉をご紹介しましたが、相手の行動や言葉によってどちらのタイプか使い分けてみるといいでしょう。