「強がり」と「見栄っ張り」の違いとは?分かりやすく解釈

「強がり」と「見栄っ張り」の違いとは?分かりやすく解釈言葉の違い【2語】

この記事では、「強がり」「見栄っ張り」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「強がり」とは?

本当は力が弱いのに、強いと思わせる行動を見せることを「強がり」【つよがり】といいます。

例えば、自分はできるほど能力はないのに、「俺は簡単に解ける」と威張ったように言うのです。

このような人は弱いと思われたくないと上辺だけの虚勢を張り、滅多に弱音を言いません。

このように、強いふりして相手を威嚇して支配するといった人の愚かさを指す言葉です。


「見栄っ張り」とは?

それほど自分に能力がないというのに、人に格好つけた姿を見せつけたがることを「見栄っ張り」【みえっぱり】といいます。

例えば、周囲の目を気にするあまり、お金も無いのにローンを組んで外国産の自動車を乗り回すといった行動するのです。

このように、自分を大きく見せるため見た目を着飾ったり、大胆な行動する者という意味で使われています。


「強がり」と「見栄っ張り」の違い

「強がり」「見栄っ張り」の違いを、分かりやすく解説します。

誰かに助けを呼びたいと思ってもその気持ちをあらわにせず、自分で何でもやれると嘘をついて一人でやろうとすることを「強がり」といいます。

自分の弱点を見せたくないと思うあまり下手に意地を張るわけです。

もう一方の「見栄っ張り」は、学歴があるだの、年収が高いといった実際には違うことを相手に伝えて格好つけるといった行動を見せます。

「強がり」の例文

・『強がりな女は彼氏の前でも素直になれず、うまく甘えられない』
・『プライドが高い強がりの人は、簡単には劣等感を表に出さない』

「見栄っ張り」の例文

・『見栄っ張りな人は将来を考えられない頭の弱さが見える』
・『見栄っ張りな人は一度に車や家、家族まで欲しいと考える』

まとめ

似ているようで、少し違うタイプの人を指す言葉を2つご紹介しました。

どのような人を指す言葉かよく見て、状況ごとに使い分けてみるといいでしょう。