「カオマンガイ」と「ハイナンチキンライス」には、どのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、「カオマンガイ」と「ハイナンチキンライス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「カオマンガイ」とは?
「カオマンガイ」はタイの代表的な料理のひとつです。
日本では、「タイ風チキンライス」や「タイ風の蒸し鶏ご飯」などと言われることもあります。
見た目は、ライスの上や横に鶏肉が乗り甘辛いたれがかけられています。
また、付け合わせにはきゅうりが添えられている「カオマンガイ」が定番です。
ライスはタイ米を使用し、鶏肉と一緒に炊くことで鶏肉の旨みがライスにしみこみ、ライス自体も独特の味を醸し出します。
タレは、醤油やナンプラー、砂糖、水、酢、長ネギのみじん切りなどが使用されパクチーと一緒に食べるスタイルになります。
「ハイナンチキンライス」とは?
「ハイナンチキンライス」は、「海南鶏飯」と書きます。
発祥は中国南方の海南州で、そこからの移民によってシンガポールに伝わった料理になります。
現在では、シンガポールやマレーシア、タイなどで親しまれている「ハイナンチキンライス」。
ライスを炊くときは、鶏を丸ごと茹でたスープを使用します。
そのライスと茹でた鶏肉を一緒に食べるスタイルの「ハイナンチキンライス」。
主に。
黒醤油ベースのたれ、チリソース、柑橘系のたれが用意され、お好みのソースで食べるスタイルになります。
「カオマンガイ」と「ハイナンチキンライス」の違い
「カオマンガイ」と「ハイナンチキンライス」には、まず、これらの料理が生まれた地域に違いがあります。
「カオマンガイ」の発祥はタイ。
「ハイナンチキンライス」の発祥は中国南方の海南州。
そこから、シンガポールやマレーシア、タイといった東南アジアに伝わった料理になります。
鶏肉を使用し、その鶏のだしを使ってライスを炊くスタイルは同じですが、使用するタレに違いがあります。
「カオマンガイ」は甘辛いタレの一種類ですが、「ハイナンチキンライス」の場合、3種類ほどのタレの中から好みのタレをかけ食べるスタイルになります。
まとめ
大きな違いはタレ。
そんな違いを持つ「カオマンガイ」と「ハイナンチキンライス」です。
