この記事では、「サイドボード」と「キャビネット」の違いを分かりやすく説明します。
サイドボードとは?
サイドボードとは、背の低い収納家具のことをいいます。
英語の「sideboard」をそのまま日本語読みした言葉です。
元々は食器を収納するための家具で、ダイニングで使われていました。
ダイニングテーブルのそばにあることからサイドボードと呼ばれるようになったのです。
配膳する際にはテーブルとしても使われていました。
しかし、日本では近年リビングとダイニングが一体になった間取りが主流となっており、あまり食事のための家具という意味合いはなくなってきています。
食器以外の物も収納しますし、飾り棚として使われることもあります。
キャビネットとは?
キャビネットとは、箱型の収納家具のことをいいます。
ヨーロッパで誕生したとされ、400年以上の歴史があります。
引き出しタイプもありますし、扉のないオープンタイプのキャビネットもあります。
また、両開き扉が付いているキャビネットや洗面化粧台の収納として使うキャビネットなどその種類は様々です。
また、リビングやダイニング、寝室など住宅でも使われますし、オフィス家具としても使われています。
オフィスでは書類を収納するために使われます。
サイドボードとキャビネットの違い
サイドボードもキャビネットも収納家具の一種ですが、サイドボードは一般的に背の低いものを指します。
キャビネットは箱型の収納家具の総称なので、サイドボードもキャビネットの一種ととらえることもできます。
どちらの家具も使われ方は多様化しているので、その境界はとても曖昧です。
背が高く大きな物はキャビネットと呼ぶことが多く、背が低いコンパクトな物はサイドボードと呼ぶことが多くなっています。
まとめ
サイドボードは背が低くコンパクトな収納家具のことを指すことが多く、キャビネットは背の高い大きな収納家具を指すことが多いです。