「決心」と「決断」の違いとは？徹底的に解釈

この記事では、「決心」と「決断」の違いを分かりやすく説明していきます。

「決心」とは?

「決心」は「けっしん」と読みます。

意味は、「自分の考えをはっきりと定めて、その結果に対してしっかりと気持を構えること」です。

自分できっぱりと結論を出して、こうしようと心構えを持つことを表します。

「決心」は名詞として「決心する・した」「決心がにぶる」などと使われます。

「決」は「きっぱりとどちらかにきめる」「最終的に定める」という意味、「心」は「心臓」「気持ちの宿るところ」「精神」という意味、「決心」で「気持ちの宿るところを最終的に定めること」になります。

「決断」は「けつだん」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「ものごとのする・しない、どうやるかの選択肢から最終的に選ぶんで定めること」という意味です。

2つ目は「ものごとの是非を判断すること」という意味です。

「決断」は名詞として「決断する・した」「正しい決断」「決断力」などと使われます。

「決」は「きっぱりとどちらかにきめる」「最終的に定める」という意味、「断」は「すかっと切り分ける」から転じて「きっぱり決める」「思い切ってする」という意味、「決断」で、「最終的にきっぱり定めること」になります。

「決心」は「気持ちの宿るところを最終的に定めること」です。

「決断」は「最終的にきっぱり定めること」です。

「決心」の例文は以下の通りです。

・『転職する決心がつく』
・『アメリカ留学を決心する』
・『好きな人に告白しようと決心する』

「決断」の例文は以下の通りです。

・『キャンセルを決断する』
・『部隊を撤退させることを決断する』
・『彼は決断力のあるリーダーだ』

今回は「決心」と「決断」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。