この記事では、「本物」と「本当」の違いを分かりやすく説明していきます。
「本物」とは?
「本物」は「ほんもの」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「まがい物や作り物でなく、本当の事や物」という意味です。
2つ目は「見せかけではなく、高い程度の内容や実質を備えていること」という意味です。
「本物」の言葉の使い方
「本物」は名詞・形容動詞として「本物だ・である」「本物の宝石」などと使われます。
「本」は「ものごとの始まり」「中心となる」「正しい」「真実の」という意味、「物」は「有形・無形で存在しているすべてのもの」「ある事柄」という意味、「本物」で「有形・無形に限らず存在している真実のもの」になります。
「本当」とは?
「本当」は「ほんとう」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「偽りや見せかけではなく、実際にそうであること」という意味です。
2つ目は「正しい姿であること」という意味です。
3つ目は「元の状態であること」という意味です。
4つ目は「心からそう思っていること」という意味です。
「本当」の言葉の使い方
「本当」は名詞・形容動詞として「本当だ・である」「本当のこと」などと使われたり、副詞的に「本当に困った」などと使われます。
「本」は「ものごとの始まり」「中心となる」「正しい」「真実の」という意味、「当」は「あたる」「道理にかなう」「割り当てる」「さしあたって」「まさに～べし」という意味、「本当」で「まさに真実のこと」「当たり前のこと」になります。
「本物」と「本当」の違い
「本物」は「有形・無形に限らず存在している真実のもの」です。
「本当」は「まさに真実のこと」「当たり前のこと」です。
「本物」の例文
「本物」の例文は以下の通りです。
・『これは本物のダイヤモンドだ』
・『この絵は本物のバンクシー作です』
・『彼の腕前は本物だ』
「本当」の例文
「本当」の例文は以下の通りです。
・『その噂は本当だ』
・『彼女は本当に心の優しい人だ』
・『本当ならもっと飲みたいところだ』
まとめ
今回は「本物」と「本当」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。
