「入館者」と「来館者」の違いとは?徹底的に解釈

「入館者」と「来館者」の違いとは?違い

この記事では、「入館者」【にゅうかんしゃ】と「来館者」【らいかんしゃ】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「入館者」とは?意味

館内に入館した人を「入館者」【にゅうかんしゃ】といいます。

展示している物を見て楽しむといった客だけではなく、展示物や施設の故障箇所を修理する業者や、博物館で働いている人が館内に入るときは「入館者」と呼ぶわけです。

文部科学省にある統計資料にも書いてあるように、館内に入る人の呼び方として多くの人が使っています。


「来館者」とは?意味

博物館に訪れた客を「来館者」【らいかんしゃ】といいます。

展示してある物を楽しむため券を購入して中に入り、静かに展示物を見るといった行動する者を指すわけです。

博物館側が館内に訪れた客を「来館者」と呼び、収益をもたらす人の数を数えるために使ったり、働く者が館内を説明するとき、このように呼んで丁寧な対応して見せます。


「入館者」と「来館者」の違い

「入館者」「来館者」の違いを、分かりやすく解説します。

館内を楽しむために入館した客や、用事があって来た関係者、働く人、業者など含めて「入館者」と呼びます。

館内に入る人を表す言葉であるため、中に入る者すべてが当てはまる呼び方になるのです。

もう一方の「来館者」は、向こうの方からわざわざ入館するためにお金を払って美術館や図書館など施設を利用する客に対して使われています。

主に、館といった所を楽しむために利用する人を指す言葉として使われている言葉です。

「入館者」の例文

・『午後から掛け軸を補修する入館者が来るので、待機する』
・『あの入館者は関係者なので、応接間に通すよう受付に伝えた』

「来館者」の例文

・『列に並ぶ来館者を移動させて、効率よく販売した』
・『あまりにも来館者が多いので、午後からは人数規制した』

まとめ

どちらも施設に来た人を指す呼び方ですが、少し使い方に違いがありますので、自分なりにうまく使い分けてみるといいでしょう。

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