「場所」と「会場」の違いとは?分かりやすく解釈

「場所」と「会場」の違いとは?違い

空間やスペースを表す言葉として「場所」「会場」があります。

2つの言葉はそれぞれどのような意味を持つのでしょうか。

今回は、「場所」「会場」の違いを解説します。

「場所」とは?

「場所」とは、「ある目的のために使われたり何かが存在したりする空間的な広がり」を意味する言葉です。


「場所」の使い方

空間的な位置や場を表す時に使う言葉ですが概念的な表現です。

空間的な広がりにおけるある地点を意味し座標軸内に存在する特定の座標を表しますが、一般的には何かをしたり何かが存在していたりする空間的な広がりを表す意味で使われる言葉です。

表しているのは空間内のポイントではなくある程度広がりを持った空間内のスペースであり、何かするのに十分な広さを持つ場を指しています。


「会場」とは?

「会場」とは、「会合が開かれるところ」を意味する言葉です。

「会場」の使い方

同じ目的のために多くの人が集まることを「会合」といいます。

会合には多くの人が参加するので開催するには参加者を収容するためにある程度の広さが必要です。

会合を開催するために使われるある程度の広さを持つ空間や、空間を抱える施設や建物を指す言葉が「会場」です。

会合を開催する場が「会場」なのでどんなところであっても会合に利用されれば「会場」になります。

「場所」と「会場」の違い

何かをするのに使う空間的な広がりが「場所」、会合を開くところが「会場」という違いで区別されます。

「会場」は会合を開くのに使う空間的な広がりなので「場所」の一種であり、会合を開く「場所」「会場」です。

「場所」の例文

・『野球をやる場所がない』
・『知らない場所に出かける』

「会場」の例文

・『会場には多くの人が集まった』
・『会場中に聞こえるように大きな声で話す』

まとめ

「場所」「会場」は似たような意味合いを含む言葉ですが明確に異なります。

2つの言葉がそれぞれ何を表しているのかを正しく理解し区別してください。

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