この記事では、「黒板」【こくばん】と「ブラックボード」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「黒板」とは?意味
教室の前方の中心に取り付けられているのが「黒板」【こくばん】といいます。
大きな板には黒板塗料が塗っているため、白いチョークで文字を書けば遠くからでもはっきり見えるのが利点です。
文字を消すときは黒板消しで左右前後に擦ればきれいに消せて、また図形や文章をはっきり書けるようになります。
左右に動かしたり、上下に移動できる「黒板」もあり、効率よく使えるでしょう。
表面は丈夫で割れにくく、気温の変化にも耐えられてヒビが入りにくいのも利点です。
生徒に必要事項を伝達したり、絵を描いて分かりやすく伝えることにも使われています。
「ブラックボード」とは?意味
専用のマーカーでボードに文字を書いて人に商品の情報を伝えたり、価格や食材について教えるために使うのが「ブラックボード」といいます。
黒というよりも、深緑色で目に優しい色合いが一般的です。
机の上に置いて使うものが多く、また文字を書いて消せば何度でも使える環境にも優しいボードです。
マーカーは白を中心に、黄色、ピンク、緑などのパステルカラーもあり、文字を色違いにしたり、絵を描いて遠くからでも人にどのような商品があるか、料理がおすすめかを伝えたい店がよく使っています。
「黒板」と「ブラックボード」の違い
「黒板」と「ブラックボード」の違いを、分かりやすく解説します。
学校でよく使われているのが「黒板」であり、教師が生徒に対して勉強を教えるとき文字や図形を描いて使います。
教室の壁の中心に取り付けられているため固定されていて、チョークで文章や数字を快適に書ける大きな板です。
チョークの色は白や黄色、ピンクなど明るい色が選ばれていて、日本では「黒板」と呼んでいます。
アメリカでは“blackboard”(ブラックボード)と呼ばれている板を指す言葉です。
もう一方の「ブラックボード」は店舗でよく使われている告知用の板であり、サイズは600×900mmのA1や52×74mmのA8といった大きさが選ばれていて、吊り下げたり、自立型で出入り口の前に立たせて使うものです。
まとめ
文字を書いたり、色を使って絵を描いて情報を伝えられる板を2つご紹介しましたが、用途や大きさに違いがありますので、自分なりに異なる点を見てみるといいでしょう。
