「入手先」と「入手元」には、どのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、「入手先」と「入手元」の違いを分かりやすく説明していきます。
「入手先」とは?
「入手先」とは、何かを自分の手に入れる際、そのものを手に入れるための相手を意味します。
例えば、ゲームソフトを家電量販店で購入した場合、そのゲームソフトの「入手先」は家電量販店となります。
自分の手に入る前の時点にそのものがあった場所が「入手先」になります。
「入手先」の言葉の使い方
「入手先」は、「情報の入手先」や「入手先を調べる」などといった形で用いられます。
「入手元」とは?
「入手元」とは、入手する元を意味します。
「元」には、ものごとの始まりといった意味があります。
そのことから、何かを自分の手に入れる際、その元になるのが「入手元」になります。
例えば、ゲームソフトを家電量販店で購入した場合、その家電量販店にゲームソフトを作成し販売した製造会社が「入手元」になります。
「入手元」の言葉の使い方
「入手元」は、「入手元を調べる」や「入手元を教えることはできない」などといった形で用いられます。
「入手先」と「入手元」の違い
「入手先」と「入手元」が同じになる場合もありますが、厳密に言えば違いがあります。
Aという商品を手に入れた場合、そのAを購入した店舗が「入手先」で、Aを店舗に下ろしたのが「入手元」になります。
商品を手に入れた人から見た場合、一番近くにいるものが「入手先」。
そして、その奥にいるものが「入手元」になります。
とは言っても、実際、このような意味として厳密に使い分けられているわけではありません。
そのため、「入手先」と「入手元」を同じ意味として用いることも可能です。
まとめ
厳密に言えば、指す相手に違いのある「入手先」と「入手元」。
手に入れた人から見て、その先にあるのが「入手先」。
そして、「入手先」の奥にあるのが「入手元」。
このような位置関係になります。