この記事では、「製氷室」【せいひょうしつ】と「冷凍庫」【れいとうこ】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「製氷室」とは?意味
水を凍らせて氷にするスペースを「製氷室」【せいひょうしつ】といいます。
たいていの冷蔵庫には付いているため、製氷皿に水を入れて置いておけば凍ります。
自動であれば、専用の給水タンクに水を入れておくと自動的に水を吸い上げて、5時間も経てば製氷皿に氷が入っている状態です。
貯氷ケースに氷が落ちれば凍った状態でいつまでも取り出し、使えます。
スペースがあれば氷の他にも保冷剤を凍らせますが、なかにはアイスクリームも凍らしておける冷蔵庫も人気です。
「冷凍庫」とは?意味
マイナス18℃以下の温度で、食材や氷まで幅広く冷凍した状態で入れておけるのが「冷凍庫」【れいとうこ】といいます。
飲み物に入れれば冷たくして飲めるわけです。
また、冷凍すれば長期間に渡って品質を維持したままの状態で保管できるため、冷凍食品を凍らせておくにも適しています。
アイスクリームを入れたり、切って小分けにした野菜や肉も旨みを損なわずに冷凍しておける便利なスペースです。
凍らすことで食材の傷みを防ぎ、通常であれば3日ほどで腐ってしまう食材でも2週間以上食べられる状態で保管できるようになります。
「製氷室」と「冷凍庫」の違い
「製氷室」と「冷凍庫」の違いを、分かりやすく解説します。
飲み物に入れれば冷たく飲めるようにする氷を作るスペースを「製氷室」といいます。
温度はマイナス18から20℃に保ち、いつでもしっかり凍った氷が使えるよう保存しておけるところです。
自動で氷が作れる冷蔵庫であれば、水を給水タンクに入れておくと満杯になるまでひとりでに作ります。
もう一方の「冷凍庫」は、マイナス18℃で保っているため、冷凍食品やアイスクリーム、氷を常に凍らした状態で保存できるスペースです。
まとめ
どちらも氷をいい状態で凍らせておけるスペースですが、「冷凍庫」の方がより幅広い食材を凍らしたままで保存できます。
どのようなところが違うか、実際に調べてみるといいでしょう。