「現代舞踊」と「バレエ」の違いとは?分かりやすく解釈

「現代舞踊」と「バレエ」の違いとは?違い

この記事では、「現代舞踊」「バレエ」の違いについて紹介します。

現代舞踊とは?

現代舞踊とは、モダンダンスやコンテンポラリーダンスなど前衛的な舞踊のことをいいます。

モダンダンスはバレエから派生したもので、20世紀初頭に古典的なクラシックバレエを否定するものとして生まれたといわれています。

20世紀を代表するアメリカのダンサーだったイサドラ・ダンカンが、裸足で踊った時にモダンダンスが生まれました。

モダンとは、現代という意味です。

その後、モダンダンスからコンテンポラリーダンスが生まれました。

コンテンポラリーとは「今この時代の」という意味です。

コンテンポラリーダンスは定義が曖昧な部分もありますが、あらゆる現代の舞踊全般を指しています。


バレエとは?

バレエとは、ヨーロッパで誕生した舞踊形式の一つです。

歌詞や台詞はなく、ダンスによる表現を行います。

よく知られているのは古典的なクラシックバレエですが、クラシックバレエでは歩く・跳ぶ・回る等、動きのパターンが厳密に決められています。

手の位置や足の位置なども明確に決められていて、そのポジションを外れることは許されません。

また、バレエにはクラシックバレエとは異なるモダンバレエもあります。

モダンダンス取り入れたバレエです。


現代舞踊とバレエの違い

現代舞踊は現代のダンス全般を指しており、バレエから派生したモダンダンスやコンテンポラリーダンスも含まれます。

バレエには古典的なクラシックバレエと現代的なモダンバレエがあり、モダンバレエは現代舞踊に該当します。

ただし、現代舞踊の定義は非常に曖昧なので、明確に区別されているわけではありません。

クラシックバレエはシューズをはいて踊りますが、現代舞踊ではシューズをはいて踊ることもあれば裸足で踊ることもあります。

まとめ

バレエには古典的なクラシックバレエと現代的なモダンバレエの2種類があり、モダンバレエは現代舞踊になります。

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