「解約日」と「明け渡し日」の違いとは?分かりやすく解釈

「解約日」と「明け渡し日」の違いとは?分かりやすく解釈違い

この記事では、「解約日」【かいやくび】と「明け渡し日」【あけわたしび】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「解約日」とは?意味

賃貸物件を借りていて部屋を出て行くとき、家賃の〆切り日が「解約日」【かいやくび】になります。

例えば、8月31日まで契約していたとすると、この日まで家賃がかかることになりますので、その前に解約を申し出て、それ以上家賃が発生しないようにすることが肝心です。

そのためには、契約するとき契約書に書かれている賃貸の貸し出し期間に則った「解約日」を確かめて記録しておきます。


「明け渡し日」とは?意味

部屋を借りていたとき、引越しするときは室内にある自分が使うものすべてを引き払い、不動産会社に鍵を返還する日を「明け渡し日」【あけわたしび】といいます。

引き払うものは家具や食器、電化製品、服、日常品などで、部屋にある物をすべて外に出した後、使ってできた床の傷や汚れ、家具を置いていたときの日焼け、壁の剥がれ、割れなど自分でつくった破損箇所を調べる日を「明け渡し日」というわけです。


「解約日」と「明け渡し日」の違い

「解約日」「明け渡し日」の違いを、分かりやすく解約します。

契約書に書かれている解約する日に、部屋を退去することを「解約日」といいます。

自分のものはすべて持ち、部屋を出て行かなければならないため、この日の前に荷物をまとめておき、引越し業者に来てもらう必要があるのです。

もう一方の「明け渡し日」は、担当者に立ち会ってもらい、部屋に破損箇所はないか、傷があればその程度を調べてもらう日という意味があります。

「解約日」とは?意味

・『新築マンションに引っ越すので、解約日前に引っ越した』
・『解約日前には、ガスや水道会社へ引っ越すことを伝えた』

「明け渡し日」とは?意味

・『明け渡し日には、入居時のようにきれいな状態にして部屋を出る』
・『部屋に家具や荷物があると、明け渡し日に手続きができなくなる』

まとめ

どちらも賃貸物件を出るときに知っておきたい言葉をご紹介しました。

契約時、書類に目を通しておき、解約するとき、明け渡す日について調べておくといいでしょう。

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