会社の中で「営業」の果たす役割は、通常はその会社の商品やサービスなどを販売、あるいは販売促進、契約締結などですが、「営業部」だけではなく「営業課」がある場合もあります。
この記事では、「営業課」と「営業部」の違いを分かりやすく説明していきます。
「営業課」とは?
「営業課」とは、その名の通り「営業という業務を行う課」のことを指す言葉です。
通常は「部」の下部組織で、業務の報告を「部」に対して行います。
英語では「sales section」、あるいは「sales division」と言います。
英語では「sales department」と言います。
「営業部」とは?
「営業部」とは、その名の通り、「営業という業務を行う部」のことを指す言葉です。
通常はその下部組織として行業業務を分担する「課」を持ち、その活動を指揮します。
英語では「sales department」と言います。
「営業課」と「営業部」の違い
「営業課」と「営業部」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの言葉は、会社の中で「営業」という業務を行う社員が所属する部署ということは同じですが、組織階層上での位置づけが違います。
それは「部」と「課」の違いと言うことになります。
多くの会社の組織階層では、「部」に所属する階層として「課」があり、その下には「チーム」や「グループ」があります。
したがって、会社組織上では「営業課」が「営業部」にレポートすることになり、組織目標も「営業部」のものをベースに設定することになります。
ただ、「営業部」という名前の組織がある場合は、その下の「営業課」は「営業第一課」や「~営業課」のように名付けられることが多いでしょう。
まとめ
この記事では、「営業課」と「営業部」の違いに関して説明してきました。
序文でもご紹介したように、営業は会社の利益に直接つながる業務なので、重要だと認識されることが多いですが、実際の業務においては、営業をサポートする間接部門の業務も同じくらい重要です。