「論点」と「課題」の違いとは?分かりやすく解釈

「論点」と「課題」の違いとは?違い

この記事では、「論点」「課題」の違いを分かりやすく説明していきます。

「論点(ろんてん)」とは?

「論点」とは、「議論の中心となる問題点」を意味する言葉です。

「論点」の類義語には「争点(そうてん)」「要点(ようてん)」「論題(ろんだい)」「テーマ」、そして、後述する「課題(かだい)」などがあります。


「論点」の使い方

「論点」は名詞として使われています。


「課題(かだい)」とは?

「課題」には以下の意味が含まれています。

「与える、もしくは与えられる題目や主題」「解決が求められる問題」「遂行するべき仕事」「課題」の類義語には先述した「論点」をはじめ、「事案(じあん)」「懸案(けんあん)」「論題(ろんだい)」などがあります。

「課題」の使い方

「課題」は名詞として使われています。

「論点」と「課題」の違い

「論点」には「議論の中心となる問題点」という意味が含まれ、「課題」には「解決するべき問題点」という意味が含まれています。

いずれも「問題点」にかんする近しい意味を持っていることから、2語は類義語の関係に当たると言えます。

「論点」の例文

・『今回のディベートにおける論点は減税がもたらすメリットとデメリットについてだ』
・『議論が白熱するにつれて、論点が少しずつズレていってしまった』

「課題」の例文

・『課題を紐解くのに難航し、論文の作成が遅れてしまっている』
・『賃金のベースアップは消費活動を活発化させるための主要な課題である』

まとめ

「論点」とは、「議論の中心となる問題点」を意味する言葉です。

「課題」とは、「与える、もしくは与えられる題目や主題」「解決が求められる問題」「遂行するべき仕事」という意味を含める言葉です。

・2語はそれぞれ「問題点」にかんする意味を含んでいる言葉であるため、2語は類義語の関係に当たると言えます。

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