年齢を重ねるにつれてついていけなくなるのが「若者言葉」と「流行語」です。
似たような意味で使われるこの2つの言葉にはどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、「若者言葉」と「流行語」の違いを解説します。
「若者言葉」とは?
「若者言葉」とは、「年齢の若い人たちの間で使われている言葉」です。
「若者言葉」の使い方
年齢が若い人たちの間でのみ使われている特徴的な言葉を指します。
一般的には20歳前後の若者が日常会話で使う造語やスラングを指し他の年代の人たちはほとんど使いません。
自然発生的に使われているものもあれば若者の間で流行しているコンテンツをきっかけに広まるなど誕生の経緯はさまざまです。
「流行語」とは?
「流行語」とは、「世間で人気になり広く使われている言葉」です。
「流行語」の使い方
世の中に広く知れ渡り多くの人が使っている言葉を指します。
あるものが人々の間に広く知れ渡り人気を集めることを「流行」といい、流行している言葉が「流行語」です。
本来は社会全体に広く知れ渡っている言葉を指しますが、特定の属性や階層のみで流行っている言葉でもある程度多くの人に知られていれば「流行語」として扱われます。
「若者言葉」と「流行語」の違い
「若者言葉」と「流行語」の違いは「世代」です。
「若者言葉」が若者世代でだけ使われていて他の世代では使われていないのに対し、「流行語」は世代を問わず世間に広まっています。
「若者言葉」は若者世代限定の「流行語」に当たります。
「若者言葉」の例文
・『若者言葉を研究する』
・『最近の若者言葉を聞いても全く意味が分からない』
「流行語」の例文
・『スポーツ選手の発言が流行語になる』
・『印象的なニュースからは流行語が生まれやすい』
まとめ
「若者言葉」と「流行語」は似たような意味で使われますが言葉を使う世代で区別されます。
毎年新しい言葉が次々に生み出されるので時代に置いていかれたくないなら常に新しい言葉を吸収し続けましょう。