「高価」と「高値」の違いとは?分かりやすく解釈

「高価」と「高値」の違いとは?違い

「高価」「高値」は、何がどのように異なるのでしょうか。

この記事では、「高価」「高値」の違いを分かりやすく説明していきます。

「高価」とは?

「高価」は、価値が高いと書きます。

値段が高いことを意味する言葉ですが、その分、価値も高いことを意味します。

単にものの値段が高いことを意味するのではなく、そのもの自体に値段が高くなるだけの価値もあるということとなります。

そのため、「高価」の場合、高級品に対し用いられる傾向があります。

言い換えれば、「上等」「高額」と同じで、対義語は「安価」「廉価」になります。


「高価」の使い方

「高価」は、「高価な品物」「高価な装飾品」「高価なプレゼント」などといった形で用いられます。


「高値」とは?

「高値」は、値段が高いと書きます。

その言葉の通り、値段が高いことを意味する「高値」

そのほか、取引市場において、1日や1か月といった決められた期間のうち、最も高い値段を指す言葉となります。

この「高値」の場合、そのもの自体の価値は関係ありません。

単に値段が高いことを意味する言葉となります。

言い換えれば、「値が張る」「値上げ」「値の高い」などと同じで、対義語は「安値」になります。

「高値」の使い方

「高値」「最高値」「高値が付く」「高値となる」などといった形で用いられます。

「高価」と「高値」の違い

同じ値段が高いことを意味する「高価」「高値」ですが、その中身に違いがあります。

「高価」の場合、その品物自体にそれだけの価値がありますが、「高値」の場合は違います。

単に価格が上がり高くなったことを意味し、その品物自体の価値は関係ありません。

「高価」の例文

・『彼から、あまりにも高価な指輪をもらって驚いた』

・『思い切って高価なブランドバッグを購入した』

・『思っていたよりも高価な品物が届きました』

・『高価な装飾品を身に着けると、気が引き締まります』

「高値」の例文

・『今回の最高値を更新した』

・『高値が続き家計を圧迫している』

・『あまりにも高値が続くことで消費は一気に落ち込むことになる』

・『スーパーには高値となった商品が並んでいる』

まとめ

「高価」「高値」には、以上のような違いがあります。

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