この記事では、「コンテナハウス」と「ユニットハウス」の意味と違いを分かりやすく説明していきます。
「コンテナハウス」とは?意味
重量鉄骨を採用したものを「コンテナハウス」と呼び、厚みが6mm以上の太さがある鉄骨で建てられています。
重量鉄骨を採用しているため耐震性があるので、骨組みの数が少ないのが特徴的です。
鉄骨が太いため好みの間取りにしたり、窓の大きさやドアの設置場所も比較的自由に決められます。
海上輸送用としても使われているほど頑丈な造りと、重厚感がある外観と連結部に拘っています。
色がとても豊富に揃うこのハウスには黄色や青、ピンク、緑など鮮やかな外観でお洒落です。
そのため、外観に拘る人や色によって用途を使い分けて選べる楽しさがあります。
「ユニットハウス」とは?意味
厚みが6mm未満の軽量鉄骨を使って建てる家を「ユニットハウス」といいます。
一時的に使うプレハブと同じように組み立てやすく設計されていて、持ち運びやすいのが魅力です。
生産する場所は工場内であり、80%以上は組み立てておき、残りは現場で仕上げます。
このことで時間の短縮がはかれますし、一定の品質を保つことができるわけです。
また、組み立てるパーツは「ユニットバス」のようにすべて決められている長さ、幅でつくられているので、あとは説明書通りに組み立てれば簡単に完成します。
「コンテナハウス」と「ユニットハウス」の違い
「コンテナハウス」と「ユニットバス」の違いを、分かりやすく解説します。
統一された形のパーツを工場でほぼ造り終えたものを現場で設置していくわけです。
重量鉄骨の法定耐用年数は34年ととても長く、雨風にも強いので錆びにくいのが魅力です。
コンテナを車の荷台部分に載せて運べるため、いろいろな場所に住みたいと思う人に最適です。
もう一方の「ユニットバス」は柱から壁、天井、床にいたるまでパーツがすべて最初から決められている規格なため、簡単に組み立てられるようになっています。
ほとんどのパーツは工場で組み立てられていて、それを現場に持って行き、組み立てるわけです。
窓や壁がはめ込み式になっていたり、骨組みの数が「コンテナハウス」よりも多いという違いが見られます。
まとめ
どちらも工場でほとんどのパーツを組み立てておき、それを現場に設置するハウスです。
しかし、耐震性や鉄骨の太さ、窓、ドアがはめ込みではないなどさまざまな部分に違いがありますので、画像やカタログなどで見比べてみるといいでしょう。