この記事では、「ケバブ」と「タコス」の違いについて紹介します。
ケバブとは?
ケバブはトルコやその周辺の地域で食べられており、肉や魚、野菜などをローストした伝統料理のことをいいます。
スパイス等で味をつけてから香ばしく焼き上げるので、スパイシーな香りが食欲をそそります。
ケバブの語源はトルコ語の「焼いた肉」で、肉を使うことが多いです。
しかし、宗教的な理由で肉を食べない人もいるので、魚や野菜を使ったケバブもあります。
ケバブには様々な種類があり、よく知られているのはドネルケバブです。
ドネルケバブは、専用の回転するグリルを使って肉を焼くもので、屋台などもよく見かけます。
タコスとは?
タコスはメキシコを代表する料理で、トウモロコシで作ったトルティーヤに具材を挟んで食べます。
肉や魚、野菜、豆など挟む具材は様々で、味付けなどもバリエーションが豊富にあります。
定番のソースはサルサで、トマトや唐辛子等から作られています。
また、タコスの具材の1つには、アル・パストールという豚肉を使ったものがあります。
アル・パストールは、串に刺した豚肉をドネルケバブのように回転させながら焼いた料理になります。
焼いた肉をナイフでそぎ落とし、トルティーヤに挟んで食べます。
ケバブとタコスの違い
ケバブはトルコを中心に食べられている料理で、タコスはメキシコ料理です。
ケバブは肉や魚などをローストした料理で、タコスは様々な具材をトルティーヤで挟んで食べる料理になります。
タコスには、トルティーヤが欠かせません。
また、ケバブをパンに挟んで食べるケバブサンドも日本では人気ですが、使われているパンは小麦粉から作ったピタパンです。
タコスに使われるトルティーヤにはトウモロコシではなく小麦粉から作ったものもあり、ケバブサンドとタコスはよく似ています。
まとめ
ケバブは肉や魚、野菜などをローストした料理で、タコスはトルティーヤに具材を挟んで食べる料理です。