この記事では、「頂上」【ちょうじょう】と「頂点」【ちょうてん】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「頂上」とは?意味
山の一番高いところを「頂上」【ちょうじょう】といいます。
このことが転じて、会社のトップになるために仕事を頑張るとき「頂上を目指す」といって、他の社員と競争して頑張る意気込みを伝えるわけです。
誰よりも努力していい仕事をこなし、最もいい結果を出せたときは「頂上に辿り着く」と例えて、いかに自分が人に認められたか表すこともあります。
「頂点」とは?意味
最も高い位置を「頂点」【ちょうてん】といって、最上階にいることを表すわけです。
そこは会社の中で社員が最も目指す場所であり、そこに到達したときは「頂点に達した」といってやり遂げたことを伝えます。
または、物事がかなり盛んに行われている状況を意味し、「絶頂の頂点に達した状況」といかに人々が盛り上がっているかが分かるわけです。
「頂上」と「頂点」の違い
「頂上」と「頂点」の違いを、分かりやすく解説します。
絶頂やてっぺんを意味するのが「頂上」であり、一番登りつめたい場所であることを表します。
これ以上はないほど、最上に達した段階を表せる言葉であり、最高位の地位に行き着いた人の状態であるわけです。
もう一方の「頂点」は、いかに人々の感情が高まって盛り上がった最高潮であるか分かります。
「内にこもる力が頂点に達した」というように、パーティーやコンサートに参加する人の心拍数が上がるほど、興奮して楽しんでいる様子が分かるわけです。
「頂上」の例文
・『頂上を目指して、私は誰よりも努力して仕事で成果を出した』
・『山の頂上に到着したので、記念に写真を撮って親戚に送った』
「頂点」の例文
・『頂点に躍り出るために、この分野で必ず成功することを心に誓った』
・『芸能界で頂点を掴むため、私は歌と踊りの練習に明け暮れた』
まとめ
その分野で一番高い場所を目指したり、登りつめたときの状態を表す言葉を2つご紹介しました。
ビジネスシーンでもよく使われていますので、使い方を考えて、自分なりにうまく使いこなしてみるといいでしょう。
