「病院」と「診療所」の違いとは?分かりやすく解釈

「病院」と「診療所」の違いとは?違い

この記事では、「病院」「診療所」の違いを分かりやすく説明していきます。

「病院」とは?

病院は、びょういんと読むのが正解な言葉です。

文字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事でしょうが、びょうきややまい、欠点といった意味の病の文字に、公共施設や団体等の名に添えるといった意味がある院の文字を付け加える事で完成した言葉となっています。

以上の事から病院は、患者を収容して医師や歯科医師が診察や治療を行う施設を示すのです。


「病院」の言葉の使い方

病院は、医師や歯科医師に診察して貰った上で、治療を行って貰う施設に用いられる言葉となっています。

医師が勤務する施設の中で、比較的規模が大きめなものに対して、この病院という言葉が使用されているのです。


「診療所」とは?

診療所は、しんりょうじょと読むべき言葉となっています。

漢字で書かれたこの言葉を見れば理解可能な事ですが、医師が診察して治療するという意味を持っている診療の漢字に、人や物が存在するばしょや何かが行われるところ等の意味を有する所の漢字を付け足す事で成立した言葉です。

だからこそ診療所は、医師や歯科医師が診察し、治療を行う施設という意味を表します。

「診療所」の言葉の使い方

診療所は、医師や歯科医師が診察や治療を行う施設という意味で使用される言葉です。

ただし診療所はそういった施設の中で、比較的規模が小さなものに対して、使用される言葉となっています。

「病院」と「診療所」の違い

病院と診療所の漢字表記を見比べれば、共通する漢字はなく、読み方も全然違う事に気付く事が可能です。

所がどちらも、医師が診察を行い、治療する施設という意味を持っています。

ただし病院は、入院患者用のベッド数が20以上ある施設を示す言葉です。

一方の診療所は、入院患者用のベッド数が19以下の施設を表します。

まとめ

2つの言葉は、漢字や読み方は違っているものの、共に医師が診察や治療を行う施設を示すのです。

もっとも病院は、入院用のベッド数が20以上ある施設に対して用いる言葉となっています。

対する診療所は、入院用のベッド数が逆に、19以下の施設を表現する際に使われる言葉です。

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