バイク好きを指す言葉として「バイカー」と「ライダー」があります。
同じような意味で使われる言葉ですがどのような違いで区別されているのでしょうか。
今回は、「バイカー」と「ライダー」の違いを解説します。
「バイカー」とは?
「バイカー」とは、「バイクの愛好家」を指す言葉です。
「バイカー」の使い方
自動二輪車が好きな人に対して用いる表現でバイクに乗って出かけたり車体の整備やカスタムを楽しんだりバイクグッズを集めたりなど、バイクという乗り物を愛する人全般を表します。
一般的にはバイクに乗って楽しむ人という意味で使われることが多いのですが、ニュアンスとしては人生の中でバイクに重きを置いている人という意味合いが含まれています。
「ライダー」とは?
「ライダー」とは、「バイクに乗る人」を指す言葉です。
「ライダー」の使い方
バイクを運転する人を指す言葉で一般的には自動二輪車の運転手を指しますが、トライクと呼ばれる普通自動車に分類される三輪バイクを運転する人も「ライダー」と呼ばれます。
自動車でいうところの「ドライバー」に相当する表現で、二輪免許を持ち実際にバイクに乗って運転する人が「ライダー」です。
「バイカー」と「ライダー」の違い
バイクの愛好家が「バイカー」、バイクに乗る人が「ライダー」ですが具体的な違いとしては「バイクへの愛着」が基準になります。
「バイカー」は乗る人を含めバイクという存在に対する愛着が強い人を指しますが、「ライダー」はバイクに乗る人を指すので仕事のために仕方なく乗っている人など必ずしもバイクに愛着を持たない人も含まれるという違いで区別されます。
「バイカー」の例文
・『バイカーご用達のショップ』
・『革ジャンはバイカーの定番スタイルだ』
「ライダー」の例文
・『道路が滑りやすいのでライターに注意喚起が行われた』
・『暴走するライダーを取り締まる』
まとめ
同じバイク好きでも「バイカー」と「ライダー」では表している意味合いのニュアンスも大きく異なります。
どのようにバイクと関わっているのかに注目して使い分けてください。