「身柄」と「人身」の違いとは?分かりやすく解釈

「身柄」と「人身」の違いとは?違い

「身柄」「人身」には、どのような意味の違いがあるのでしょうか。

この記事では、「身柄」「人身」の違いを分かりやすく説明していきます。

「身柄」とは?

「身柄」は人間のからだそのもの。

その人自身を指す言葉です。

そのほか、身分、身のほど、といった意味もあります。

特的の人を指す言葉で、あまり日常的に用いられる言葉ではありません。

「身柄」の場合、犯罪が起きた際の当事者や犯人に対し用いられることが多い言葉となります。


「身柄」の使い方

犯人に対し用いられることが多い「身柄」

「身柄を確保する」「身柄を預かる」「身柄を拘束する」などといった形で用います。


「人身」とは?

「人身」は、人間のからだそのものを意味する言葉です。

そのほか、個人の身分や身の上といった意味もあります。

日常会話で用いられることは少なく、限定された表現方法として用いられる言葉となります。

「人身」の使い方

「人身」は、「人身事故」「人身傷害」「人身売買」「人身攻撃」などといった形で用います。

「身柄」と「人身」の違い

「身柄」「人身」も、人間のからだそのものを指す言葉です。

そのため、意味としては同じ意味を持つ言葉となります。

そのうえで、「身柄」は犯罪が起きた際の当事者や犯人に対し用いられることが多い言葉といった特徴があります。

そして、「人身」「人身事故」など限定された表現方法として用いられる言葉となります。

このように、どのような場面で用いられる言葉かといった特徴があります。

「身柄」の例文

・『被疑者の身柄を確保する』
・『被疑者の身柄を送検するまで時間がない』
・『犯人の身柄を確保することができた』
・『身柄の引き取りに来ました』

「人身」の例文

・『近くの踏切で、人身事故が発生しました』
・『私の不注意によって、人身事故を起こしてしまいました』
・『人身売買など、決して許されない行為です』
・『依頼者の希望により、人身保護請求を行った』

まとめ

以上のように使用する場面において違いが発生する「身柄」「人身」となります。

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