「祖国」と「母国」の違いとは?分かりやすく解釈

「祖国」と「母国」の違いとは?違い

この記事では、「祖国」「母国」の違いを分かりやすく説明していきます。

「祖国」とは?

「祖国」は、自分が生まれた国という意味ですが、祖先が生まれて自分も生まれたという祖先から続いて生まれた国であるという意味です。

なので、「祖国を捨てる」というのは、先祖代々住んでいる国を捨てて出ていくという意味になります。


「母国」とは?

「母国」は、自分が生まれた国のことで、先祖代々生まれ持って住んでいる国ではありません。

つまり、端に親が自分を産み落とした国が「母国」になります。

よって、生まれてから別の場所に住んだ場合、一応母国は、生れ落ちた病院のある国になるのが「母国」です。

「母国」は、「祖国」のように、家族とか先祖が代々継続して生まれた国に住み続けることではありません。


「祖国」と「母国」の違い

両者の違いは、自分が住んでいる国が自分の祖先が継続して住んでいる国であるかと、単に自分が生まれた国という意味であるかです。

「祖国」は、先祖代々住んでいる国で自分もその国に住んでいるというもので、「母国」は生まれた国というだけなので、祖先は別にその国に住んでいなくとも問題はありません。

「祖国」の例文

・『先祖代々母国は日本である』
・『祖国に帰る』

「母国」の例文

・『母国の土を踏む』
・『母国に帰る』

まとめ

「祖国」については、先祖代々が継続して住み続けている国になり、生まれた場所でもあります。

ですが、「祖国」が戦争などによって変わるということもあり得、別の国から別の国に移り住むことでも先祖が移り変わってその場所にとどまれば、複数の「祖国」が生まれます。

一方、「母国」は、自分が生まれた場所なので、生まれた病院がある国であれば「母国」になり、先祖代々が移り住むという考えはないです。

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