「無気力」と「不熱心」の違いとは?分かりやすく解釈

「無気力」と「不熱心」の違いとは?違い

この記事では、「無気力」【むきりょく】と「不熱心」【ふねっしん】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「無気力」とは?意味

気力を失ってしまった状態を「無気力」【むきりょく】といいます。

まったくやる気がわかない状態であり、何かを進んでやってみたいとの考えにならないのです。

やろうという気力が失われているので、前向きに仕事したり、人生を楽しもうという行動すら見せないので、だらしない、使えないと思わせてしまうでしょう。


「不熱心」とは?意味

何事にも熱心さがない状態であるのが「不熱心」【ふねっしん】です。

熱心さがまったく感じられない状態であり、本当にやりたいことなのかと思うほど、人ごとのような感じで物事に取り掛かる状態であり、不真面目な態度と行動が見られます。

自分の好きなことにはやる気を見せて取り掛かっても、まったく興味がないことはただ作業すればいいだろう、完成させれば役目は終わったと考えるわけです。


「無気力」と「不熱心」の違い

「無気力」「不熱心」の違いを、分かりやすく解説します。

身体を動かして思い切り遊ぼうだの、仕事しようと思わない状態が「無気力」になります。

やってやろうという意気込みも失い、恋愛して楽しみたいという意欲を失っているわけです。

このような人は感情を表に出すこともなく、人に関心すら抱かないので、友人を作ったり、恋愛して楽しむこともありません。

もう一方の「不熱心」は熱心さが足りない状態であり、本当にやる気があるのか疑ってしまいたくなるほど不真面目さを感じる状態という違いがあります。

「無気力」の例文

・『彼氏はデートするたび無気力な態度を見せるので嫌になる』
・『新入社員は無気力な態度を見せて、上司に反抗的な態度を見せた』

「不熱心」の例文

・『工場で働く従業員はまったく不熱心に作業するので、クビにした』
・『不熱心な態度の彼女といると駄目になりそうなので、すぐ別れた』

まとめ

どちらも気持ちがこもっていない状態であり、やる気すら感じられない残念さを感じさせます。

このような人とうまく付き合うにはどのようにしたらいいか、自分なりによく考えてみるといいでしょう。

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