この記事では、「投函」と「投稿」の違いを分かりやすく説明していきます。
「投函」とは?
「とうかん」と読み、郵便物をポストへ入れることをいいます。
荷物を郵便局へ持って行く時などには使いません。
投函の「函」は、物を入れておく器という意味があるので、ポストへ入れるときのみ、使用します。
「投函」の使い方
「手紙をポストに投函する」「このハガキ、投函しておいて」などと、使用します。
「投函」だけで、ポストに入れることを表すので、「~日までに投函してください」などと、いうことができます。
「投稿」とは?
「とうこう」と読み、雑誌や新聞などに公表してもらったり公開してもらったりするために文章や原稿を送ることをいいます。
その原稿を指す場合もあります。
また、インターネット上の決められた場所に、文章や画像、動画などを公開することを表します。
「投稿」の使い方
「雑誌に論文を投稿した」「投稿雑誌に文章が載りました」などと、使用します。
新聞社などに依頼されて書かれたものでは無く、応募した原稿などについていうことが多くなります。
「投函」と「投稿」の違い
「投函」は、郵便物をポストに入れることをいいます。
それに対し、「投稿」は、原稿を新聞や雑誌などに載せてもらう為に送ることや、インターネット上に文章や動画などを公開することをいいます。
この二つの言葉は、同じ行動についていうこともあります。
例えば、新聞などに載せてもらいたい文章をポストに入れる場合には、「投函」したともいえますし、「投稿」したともいえます。
「投函」の例文
・『確かに手紙をポストに投函したはずなのに、いつまで経っても相手に届かない』
・『手紙を投函したつもりが、レンタルDVDの返却ポストに入れてしまいました』
「投稿」の例文
・『投稿用の漫画を書き始めましたが、途中でストーリーが破綻してしまいました』
・『動画共有サービスに動画を投稿したら、エラーになってしまいました』
まとめ
「投函」と「投稿」は一文字違いですが、意味は違います。
違いを知って、使い分けてください。