この記事では、「不評」【ふひょう】と「悪評」【あくひょう】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「不評」とは?意味
人からあまりいい評判を得られなかったことを「不評」【ふひょう】といいます。
本人としては、もう少しいい評価してほしかったと思っていましたが、結果、思うような評価してもらえなかったとき、残念に感じる気持ちを表す言葉です。
評価が低くなる原因としては、仕上がりが粗末であったり、人の期待を裏切る結果などが原因になります。
「悪評」とは?意味
評判が悪いことを「悪評」【あくひょう】といい、非常に不満な結果を表す言葉です。
まったく期待している結果にならないは、人を裏切るような粗悪な作りであるのに、悪気もなく売ったことに対して多くの人は苛立ちを込めて低い評価を下すわけです。
言われたことがまるでできていないのに反省もせず、悪気もない平然とした態度を見せる人に対してはとくに「悪評」を下します。
「不評」と「悪評」の違い
「不評」と「悪評」の違いを、分かりやすく解説します。
人々の不満を込めた低い評価するとき「不評」といって、いかに残念でお粗末な仕上がりであるかがっかりする気持ちを表すわけです。
もう一方の「悪評」は、どうしようもないほど悪い出来であったり、反省しない態度に苛立ちを込めて最低と評価するとき使われているという違いがあります。
「不評」の例文
・『ヒットするかに思われたが、公開した映画はかなり不評であった』
・『視聴率を狙って番組にお金を投資したが、不評で視聴率がとれない』
「悪評」の例文
・『値段が高いだけで、機能的ではなかった掃除機は悪評を集めた』
・『新商品の悪いところを見直すことで、評判を良くした』
まとめ
どちらもいい評価がされていないと分かる言葉ですが、「不評」は人々の不満が込められたものであり、「悪評」はまったく受け入れられない状態であり、悪い評判を表すと覚えておくといいでしょう。
