「掲示板」と「回覧板」の違いとは?分かりやすく解釈

「掲示板」と「回覧板」の違いとは?違い

「掲示板」「回覧板」はどちらも町内会などで使われている身近なものですが、具体的にどのような違いで区別されているのでしょうか。

今回は、「掲示板」「回覧板」の違いを解説します。

「掲示板」とは?

「掲示板」とは、「通知や連絡を目的に作成された紙を貼り付けておくために設置される板」を意味する言葉です。


「掲示板」の使い方

多くの人に情報を周知させるために用いられる設備で、知らせたい内容を紙に書いて貼り付けて人に読んでもらい連絡や通知に使います。

多くの人に読んでもらう必要があるため人通りの多い所や人目につきやすい所に設置されます。

特定の情報を知らせるために用いることが多く、役所や学校など特定多数に情報を伝える必要がある施設で活用される設備です。

マンションのエントランスなどにも設置されていますが、近年はネット上に設置された自由な書き込みやゲ掲示ができるサービスのことも「掲示板」と呼んでいます。


「回覧板」とは?

「回覧板」とは、「連絡や通知を目的に人の手によりグループの間を回して閲覧する板」です。

「回覧板」の使い方

連絡手段の一種であり町内会やマンション住人などあらかじめ決められたグループに属する人たち向けに連絡するときに用いられます。

専用の板にチラシや文書などの連絡内容が書かれた板を貼り付け内容を読み終わったらあらかじめ決められていた次の人に渡す形でどんどんと送っていき、全ての人を終わったところで情報が行き渡ります。

「掲示板」と「回覧板」の違い

どちらも連絡や通知のために情報が書かれた紙などを貼り付ける板ですが特定の場所に設置されていて内容を知りたい人が見に来るのが「掲示板」、持ち運びできる大きさで読んだ人が次の人へと手渡して順番に回されていくのが「回覧板」です。

目的は同じですが知りたい人に足を運ばせる「掲示板」と知りたい人のところに情報を運ぶ「回覧板」は全くの別物です。

まとめ

お知らせという目的は同じでも「掲示板」「回覧板」は効果も使い方も大きく異なります。

メールや SNS が当たり前の連絡手段になった今でも色々な所で使われているので、言葉の意味だけでなく具体的な使い方についても知っておきましょう。

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