この記事では、「インド」と「インドネシア」の違いについて紹介します。
インドとは?
インドは南アジアに位置しており、世界で2番目に人口が多い国です。
インドの首都はニューデリーで、北東部にガンジス川が流れています。
インド最大の都市は、アラビア海に面しているムンバイです。
インドには多様な民族が暮らしています。
ヒンディー語を公用語としていますが地域や民族によって言語は異なっており、主要な言語だけでも10以上あります。
ヒンドゥー教徒が8割を占めていて、イスラム教徒やシーク教徒、仏教徒などもいます。
紀元前にカーストに基づく身分制度が生まれ長く続いていましたが、現在では廃止されています。
ただし、農村部などには現在もカースト制度の影響は残ります。
インドネシアとは?
インドネシアとは東南アジアに位置しており、1万を超える島によって構成されている島国です。
インドネシアの主な島を挙げると、ジャワ島やスマトラ島、スラウェシ島、カリマンタン島、バリ島等があります。
首都はジャワ島にあるジャカルタですが、移転することが決まっています。
カリマンタン島は北部がマレーシアで、南部がインドネシアとなっている島です。
マレーシアではボルネオ島といいますが、インドネシアではカリマンタン島といいます。
インドネシアの公用語はインドネシア語になります。
インドとインドネシアの違い
インドは大陸にある国ですが、インドネシアは島国です。
また、インドの方が人口は多く世界でも2番目となっています。
それからインドにはヒンドゥー教徒が多いですが、インドネシアにはイスラム教徒が多いです。
ヒンドゥー教では牛を神聖視しているので、牛肉は食べません。
イスラム教では豚は不浄な生き物なので、インドネシアでは豚肉を食べない人が多いです。
インドの公用語はヒンディー語で、インドネシアの公用語はインドネシア語になります。
まとめ
インドは大陸にある国ですが、インドネシアは島国です。
宗教や言語などにも違いがあります。