「隠す」と「秘める」の違いとは?分かりやすく解釈

「隠す」と「秘める」の違い生活・教育

この記事では、「隠す」「秘める」の違いを分かりやすく説明していきます。

「隠す」とは?

「隠す」には3つの意味があります。

1つめは、人の目に触れないようにする、何かで覆ったりしまい込んだりするです。

勉強をしているふりをして、マンガを読んでいたとします。

そこに親がやってきたので、マンガを読んでいることが親の目に触れないように、教科書でマンガを見えないようにしてしまいました。

この行為を意味します。

2つめは、物事を人に知られないようにするです。

自分の職業を知られると不都合なため、職業をあえて知らせなかったとします。

これを「仕事を隠す」といいます。

3つめの意味や死者を葬るです。


「秘める」とは?

内側に持つ、内にしまっておいて人に知られないようにするという意味です。

たとえば、ある人のことを好きだったとします。

あの人のことが好きという事実を周囲に知られると恥ずかしいので、好きだという気持ちを誰にもいわずにいます。

好きであることがわからないように、態度に出ないようにも気をつけています。

あの人のことが好きである気持ちは、自分だけしか知りません。

心の中にしまっておいて、外には出していないこのさまを「胸に秘める」といいます。

能力などが表に現れていないけれど、内に持っていることも意味します。

この意味では「才能を秘める」のような使い方をします。


「隠す」と「秘める」の違い

「隠す」「秘める」の違いを、分かりやすく解説します。

前者は、覆ったりしまったりして見えなくしてしまうこと、物事を気づかれないようにすることをいいます。

後者は、内に持っていることです。

知られないようにするという意味が似ていますが、意味合いが異なります。

まとめ

似た意味を持つ2つの言葉ですが、一方は人の目に触れないようにすることや、人に知られないようにすることをいい、もう一方は外に現れないようにすることをいい、それぞれの意味合いは異なります。