人の目つきを表す言葉に「タレ目」と「つり目」があります。
どちらも目元の雰囲気や目の形についての表現ですが具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、「タレ目」と「つり目」の違いを解説します。
「タレ目」とは?
「タレ目」とは、「目頭の位置よりも目尻の位置が下にある目つき」を意味する言葉です。
「タレ目」の使い方
人の顔における目の形や様子のことを「目つき」といいます。
目の大きさや形など色々な目つきがありますが、目頭から目尻に向かって垂れ下がったように見える目つきのことを「タレ目」といいます。
温和で優しいに見える目つきであり柔和な印象を与えますが、どことなく頼りなさを感じさせるところもある目つきです。
「つり目」とは?
「つり目」とは、「目頭よりも目尻の方が上に位置する目つき」を指す言葉です。
「つり目」の使い方
目頭から目尻に向かって吊り上がっているように見える目つきのことで、厳密に目尻の位置が上ではなくても吊り上がったように見えれば「つり目」と呼ばれます。
はっきりとした意志や強さを感じさせる目つきでありはつらつさや元気をイメージさせますが、怒ったように見える事から性格のキツさや頑固さなども連想させます。
「タレ目」と「つり目」の違い
目尻の位置が目頭よりも下にあるのが「タレ目」、目尻の位置が目頭よりも上にあるのが「つり目」です。
実際には厳密な位置関係だけで決まるものではなく眉の形や黒目と白目の割合など総合的な見た目の印象で「タレ目」と「つり目」が区別されています。
印象で決まるものなのでメイクで作り上げることも可能です。
「タレ目」の例文
・『印象的なタレ目の人』
・『タレ目の人は笑顔が似合う』
「つり目」の例文
・『つり目なのできつい印象がある』
・『つり目を引き立たせる濃いめのメイク』
まとめ
「タレ目」と「つり目」は目の形阿部次男客観的に表す言葉であり良し悪しを決めるものではありません。
どちらもそれぞれ魅力がありますが、人の印象は目つきだけで決まるものではなくその他の要素も絡みます。
目元の印象を変えたいなら眉の形やアイラインなどメイクをいろいろと工夫してみましょう。