「インコ」と「オウム」の違いとは?分かりやすく解釈

「インコ」と「オウム」の違い動物・植物・昆虫

この記事では、「インコ」「オウム」の違いを分かりやすく説明していきます。

「インコ」とは?

「インコ(鸚哥・音呼)」とは、オウム目インコ科の鳥の総称を言い、約330種類あると言われています。

「インコ」は主に種子食で、ナッツや果実、または花の蜜などを食べます。

種類によって食べる物が異なります。

「インコ」は羽毛の色が鮮やかで、人の言葉や音声を真似て発音したりします。

「インコ」は100年以上前から、ペットとして飼われています。

現在は「コザクラインコ(ラブバード)」「セキセイインコ」「ヨウム」などの種類が飼われています。


「オウム」とは?

「オウム(鸚鵡)」とは、オウム目オウム科の鳥の総称を言います。

21種類あり、基本的には種子食で、採食しやすいように強力な嘴になっています。

また、「オウム返し」と言う言葉があるように、「オウム」は人の言葉を真似ることでも知られています。

ペットとしても人気のある「オカメインコ」「モモイロインコ」は、「インコ」と言う名前が付いていますが、オウム科に属しています。


「インコ」と「オウム」の違い

「インコ」「オウム」の違いを、分かりやすく解説します。

「インコ」とは、オウム目インコ科の鳥の総称を言います。

「オウム」はオウム目オウム科の鳥の総称のことです。

「インコ」はインコ科ですが、「オウム」はオウム科に分類されています。

また、「オウム」「インコ」よりも大きいのが特徴です。

さらに「オウム」は冠羽が付いていますが、「インコ」には付いていません。

「インコ」「オウム」はこれらの点に違いが見られます。

まとめ

オウム目は日本産鳥類目録などではインコ目としています。

「インコ」「オウム」は一雄一雌で繁殖し、野生では、樹洞(じゅどう)に巣を作って、そこで子育てをします。

日本でも見られるワカケホンセイインコ(輪掛本青鸚哥)は外来種でペットが野生化した鳥です。

今、このように人の手によって、海外から日本にやってきた鳥が野生化してしまう問題が起きています。