ニコン「d5500」と「d5600」の違いとは?分かりやすく解釈

ニコン「d5500」と「d5600」の違い専門用語・業界用語

この記事では、ニコン「d5500」「d5600」の違いを分かりやすく説明していきます。

「d5500」とは?

2015年2月5日に発売されたニコンの一眼レフカメラで、2022年時点ではD7500が後継モデルとなっています。

ボディは赤系(レンズキットのみの販売)と黒系が用意されているのが特徴です。

ニコンFマウントを装備し、 2478万画素となっています。

記録はSDカードのシリーズが使えます。

本体には記録機能はありません。

シャッタースピードは1/4000~30秒までとなっており、感度はISO100~25600までとなっています。

オートフォーカス機能も搭載されています。

バッテリーおよびSDメモリーカードを含む重量は約470gで、バッテリーの一度の充電で820コマの撮影が可能となっています。


「d5600」とは?

2016年11月25日に発売されたd5500のマイナーチェンジモデルで、BluetoothとNFCに対応してより通信機能が強化されているところが大きな特徴です。

赤系のボディは廃止され、黒のみとなっています。

撮影にかかわる画素数やシャッタースピード、オートフォーカス機能は変化がありませんが、動画撮影においてタイムラプス撮影が可能になっています。

バッテリーおよびSDメモリーカードを含む重量は465gとわずかに軽くなっており、 使用バッテリーはEN-EL14aとd5500と同じながら1回の充電で970回の撮影ができるようになっている点で大きく性能アップしている点と言えます。

通信機能と電池寿命の性能が向上しているという点が d5600の大きなアドバンテージということができます。


「d5500」と「d5600」の違い

「d5500」「d5600」の違いを、分かりやすく解説します。

ニコンの一眼レフカメラ、「d5500」「d5600」ともに2022年時点では旧式モデルになっており、D7500が後継モデルになっています。

d5500は赤系のボディが用意されていたことが特徴で、これはD7500にも設定されていません。

写真撮影にかかわる基本性能はd5500とd5600で大きな差はありませんが、動画でタイムラプスに対応していること、満充電時の撮影枚数がd5500が820コマなのに対し、d5600は970コマとなっていることが大きな違いです。

通信機能でd5600はBluetoothに対応するなどの性能向上も果たしています。

レンズなどはマウントが同じなため、同じものが装着できます。

重量は5gだけですがd5600の方が軽いです。

まとめ

ニコンの一眼レフデジタルカメラ「d5500」「d5600」は現在では新品での入手は難しくD7500が後継モデルとなっています。

d5500と比べてd5600の方が通信性能と電池が長持ちする点で優れていますが、画素数やシャッタースピードなど根本的な撮影性能は同等な部分が多くなっています。