この記事では、「ストライプ」と「ボーダー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ストライプ」とは?
「ストライプ」は英語の「stripe」が日本語化した言葉で、の味は以下の通りです。
1つ目は「縞模様」という意味で、筋やしまのある地のことです。
英語では縞模様が1本でも「stripe」と言い、二本以上の「しましま」の場合は「stripes」と複数形になります。
2つ目は「囚人服」という意味で、アメリカでよく見られるしましまの囚人服からきています。
3つ目は「記章」という意味で、地位のある人が身につけている印のことです。
4つ目は「人や物などの種類や型」という意味で、様々な種類がある様子をたとえた言葉です。
上記に共通するのは「縞模様」という意味です。
「ストライプ」の使い方
「ストライプ」は名詞として「ストライプを入れる」「ストライプを付ける」「ストライプ柄」「ストライプ模様」などと使われます。
基本的に、模様やデザインとしての縞模様に使われる言葉です。
「ボーダー」とは?
「ボーダー」は英語の「border」が日本語化した言葉で、意味は以下の通りです。
1つ目は「国境・境界」という意味で、地方や国、州など領土の境目のことです。
2つ目は「へりや縁」という意味で、土地だけではなくある平面を分ける境目のことです。
3つ目は「衣服や家具、絵などの縁飾り」という意味で、物の外側についてい飾り枠のことです。
4つ目は「細長い植え込み花壇」という意味で、庭や道などの端に添って作られている細い花壇のことです。
5つ目は日本独自の意味で「縞模様」という意味で、上記で紹介した「ストライプ」と同じ意味です。
上記に共通するのは「端にある境界線」という意味です。
「ボーダー」の使い方
「ボーダー」は名詞として「ボーダーがある・ない」「ボーダーを超える・超えた」「ボーダーライン」などと使われます。
基本的に、ある物との境界線のことや、日本のみで使われる縞模様のことに使われる言葉です。
「ストライプ」と「ボーダー」の違い
「ストライプ」は「模様やデザインとしての縞模様」という意味です。
「ボーダー」は「ある物との境界線」「日本のみで使われる縞模様のこと」という意味です。
「ストライプ」の例文
・『アメリカの国旗はスターズ&ストライプスと言う』
・『目立つ様にストライプ柄の傘を持ち歩く』
・『青いストライプ柄のカーテンを買う』
・『赤いストライプの旗を振る』
「ボーダー」の例文
・『試験の点数が合否のボーダーライン上にある』
・『最初からできないことのボーダーを決めておく』
・『スプレッドシートにボーダーラインを入れる』
・『今年はボーダー柄のシャツが流行する』
まとめ
今回は「ストライプ」と「ボーダー」について紹介しました。
「ストライプ」は「一般的な縞模様」、「ボーダー」は「境界線」「日本のみ縞模様」と覚えておきましょう。