この記事では、「近世」と「中世」と「近代」の違いを分かりやすく説明していきます。
「近世」とは?
「近世」は、宗教というものが普及してくると、美術という新しい文化が生まれ、様々な美術文化が生まれた時期を言います。
逆に、「中世」については宗教が生まれはしましたが、戦争というものが相次いで起こった時期で何世紀にもわたり戦争を繰り返した時代を意味します。
「中世」とは?
「中世」は、宗教という概念が生まれたことで、人を区別するという文化が生まれ、宗教を理由に他者を排除しようという戦争の歴史です。
あまり述べたくはないのですが、この時代は、宗教というものが一番勢力を持っており、勢力の拡大=布教になり別の宗教に加入する人物は異教徒という形で排除したのです。
「近代」とは
「近代」は、宗教が普及し、様々な異国の文化が流入した時代でかつこの時代は、産業革命というものが起きた時代です。
簡単に言いますと、産業革命前は、一つのものを生み出すに際して時間がかかってしまい、大量に作り上げることができなかったのですが、発明とともに、工作機が進化し大量生産を可能としたのが「近世」です。
日本であれば、明治維新がこの部類に当てはまります。
「近世」と「中世」と「近代」の違い
まず、中世が時代の始まりで、比較すべくは、「近世」になり、両者は、宗教の名前を利用して戦争をした時代であるか、美術という文化が宗教を通じて広がったかという違いで、「近世」が宗教を通じて文化が広がった時期で「中世」が宗教を利用して勢力拡大の戦争行為をした時代です。
そのため、仲間はずれなのは、「近代」で近代」は、宗教や美術というものは既に存在したうえで産業が活発になり、もはや戦争などはどうでもよくなり、異国の地に旅立ったり異国の文化を楽しもうという風潮に変化したのが「近代」になり、貿易などがまさに異国の文化を楽しもうという一つの手法になります。
まとめ
「中世」については、あまり詳しく解説したくないのですが、これは宗教というものが勢力をつけることで一つの権力が生まれこの権力を生かして戦争を行うことで成り立ったという時代です。
そこから、宗教などを通じて美術品が流れ込むと、「近世」になり、この時代は、どちらかというと、文化が誕生した時期で、そこからさらに進むと今度は、産業が発展していき大量消費の時代が起こり、今度は異国の文化を楽しもうという風潮が強くなり、蒸気で走行する船などが登場しこの時代から冒険して新大陸を見つけて異文化とコミュニケーションをとりビジネスをしようという考えになったと言えます。
つまり、大航海時代というのは、「近代」のことで、「中世」については、実は漫画で描かれているものは嘘で、「中世」の場合、外を出歩くだけで戦争に巻き込まれますので、漫画で描かれているのは、どちらかというと「近代」の時代か、「近世」の時代を描いており、「中世」という時代は本当に戦争の歴史になるのです。