「ひょう」と「あられ」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「ひょう」と「あられ」の違いとは?言葉の違い【2語】

空から氷の粒が降ってくる天候を表す言葉には「ひょう」「あられ」があります。

この記事では、「ひょう」「あられ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ひょう」とは?

「ひょう」は漢字で「雹」と書く言葉であり、空から氷の粒が降ってくる天候を表します。

「ひょう」は直径5mm以上のものを示す時に使われており、比較的大きいことから人や建物、家畜、農作物などに被害が出るものも存在します。

「ひょう」は強い雷と共に発生することが多く、大きいものは5cmにもなるのが特徴です。


「あられ」とは?

「あられ」は漢字で「霰」と書く言葉であり、こちらも空から氷の粒が降ってくる天候を表します。

「あられ」は直径5mm未満のものを示す時に使われており、こちらは氷霰(こおりあられ)と雪霰(ゆきあられ)に分類することが可能です。

氷霰は地面に落ちると音を立てて弾むのが特徴であり、踏んでも簡単には割れないものとなっています。

雪霰は白色で不透明な氷の粒であり砕けやすいのが特徴です。

「あられ」はこれ以外にも日本料理のあられもちを表す時にも使います。


「ひょう」と「あられ」の違い

この2つはどちらも空から氷の粒が降ってくる天候を表す言葉であり、大きさによって区別されています。

直径が5㎜より大きいものは「ひょう」であり、それよりも小さいものは「あられ」を使います。

「ひょう」の例文

・『ひょうという漢字は実際書くと難しいので毎回確認しています』
・『子供のころはひょうが降るとすごく嬉しくなって外に拾いに行っていました』

「あられ」の例文

・『昨日は珍しくあられの天候となったので写真を撮りました』
・『ひなあられを買ってきましたが、最近のものは色々な味が付いており美味しかったです』

まとめ

「ひょう」「あられ」は空から氷の粒が降ってくる天候を表す言葉であり、漢字では「雹」「霰」と書きます。

「ひょう」は氷の粒が大きいことから被害が出るケースもあります。