この記事では、「消費」と「投資」の違いを分かりやすく説明していきます。
「消費」とは?
「消費」は、「しょうひ」と読みます。
きえるやけす、なくなるという意味を持つ「消」の漢字に、ついやすとか金品を使って減らすという意味の「費」の漢字で成り立っています。
だから消費は、金品やエネルギーといったものを使ってなくす事や、欲望を満たすために財貨やサービスを使うことを表すのです。
「投資」とは?
「投資」は、「とうし」と読みます。
なげるとか上手くつぼにはまり込む等の意味を有する「投」の漢字に、とある事に役立てる金品や元手という意味がある「資」の漢字で成り立っています。
以上の事から「投資」は、利益を得る事を目的として不動産とか事業、証券といったものに資金を投下する事や、将来を見込んで金銭を注ぎ込む事を示します。
「消費」と「投資」の違い
「消費」と「投資」の違いを、分かりやすく解説します。
まず「消費」は、金銭や物質等を使ってなくす事を意味する言葉です。
一方の「投資」は主に、利益を見込んで事業や金銭等を注ぎ込む事を意味します。
「消費」の例文
・『真夏になるとエアコンの使用により電力消費量が上昇します』
・『この商品は消費者のニーズに合っているとは言えません』
「投資」の例文
・『老後の資金を貯めるために株式投資を始めようと思います』
・『彼は投資詐欺の被害に遭い、財産の大部分を失ったようです』
まとめ
「消費」は、エネルギーや金銭等を使ってなくす事を意味する言葉として使用されています。
対する「投資」は、利益を得るために、不動産とか事業等に資金を投下することを意味しています。
