「単行本」と「電子書籍」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「単行本」と「電子書籍」の違いとは?言葉の違い【3語】

この記事では、「単行本」「電子書籍」の違いを分かりやすく説明していきます。

「単行本」とは?

叢書や全集を構成する一冊としてではなく、単独で書籍として世に出される本のことです。

叢書とは同じ種類や分野の事柄を、一定の形式に従って編集・刊行した書物をいいます。

全集はある人物の書物をすべて集めて編集した書物や、同じ種類や同じ時代などの基準に従って作品を集めて編集した書物のことです。

これらは数冊の書籍で構成されています。

そういったものではなく、単独で刊行される本がこの言葉が意味するものです。

製本はハードカバーのこともあれば、ソフトカバーのこともあります。

カバーの形による呼び方ではありません。

文庫本や新書本もこの呼び方がされることがありますが、一般的にはこれを除いたものをこの言葉で呼んでいます。


「電子書籍」とは?

紙ではなく、電子化されたデータを読む書籍のことです。

スマートフォン、パソコン、タブレット端末、専用の電子書籍リーダーなどにデータを読み込んで、画面上に文字や図などを表示させて読みます。

最初から電子化されたデータとして世に出す場合もあれば、すでに紙の本として出されているものを電子化することもあります。

紙の削減につながる、スマートフォンなどを使えるのでかさばりにくいといった特徴があります。

しかし、電子化されていないものも数多くあるので、すべての書籍を読めるわけではありません。


「単行本」と「電子書籍」の違い

「単行本」「電子書籍」の違いを、分かりやすく解説します。

大きな違いは、紙を使っているか、使っていないかです。

前者は紙を使っており、後者は紙を使っていません。

前者はそれなりのサイズがあるので、持ち運ぼうとするとカバンの中でかさばるし、重いです。

後者の場合は電子化されたデータなので、タブレットなどのかさはありますが、紙ほどではありません。

またスマートフォンなら軽量です。

ただし、紙の本でしか読めないものもあります。

まとめ

2つの大きな違いは紙を使っているか、使っていないかです。