この記事では、「牛乳」と「ヨーグルト」の違いを分かりやすく説明していきます。
「牛乳」とは?
牛乳とは牛から搾った乳のことで、そのまま飲むこともありますし乳製品やお菓子の材料としても使われています。
牛乳は栄養価が高い飲み物ですが、腐敗しやすかったので昔はバターやチーズなどに加工して食べられることが多かったようです。
その後、風味を損なわずに殺菌する技術が生まれ、冷蔵の技術なども進化して飲み物として普及しました。
日本では紙パック入りのものが多いですが、瓶に入って販売されているものもあります。
「ヨーグルト」とは?
ヨーグルトとは乳を発酵させて作る発酵食品で、7000年前に誕生したといわれています。
ヨーグルトの原料には牛乳が使われることが多いですが、水牛や羊、山羊、馬、ラクダなどの乳を使うこともあります。
ヨーグルトには乳酸菌が含まれているので、腸内の善玉菌を増やし腸内環境を良くしてくれるといわれています。
市販のヨーグルトには、砂糖不使用で酸味が強いプレーンヨーグルトと甘味を加えたヨーグルトがあります。
果物の果肉を加えたヨーグルトやドリンクタイプのヨーグルトなどもあり、その種類は様々です。
また、日本ではヨーグルトの明確な定義はなく、豆乳など動物乳以外の原料を使ったものをヨーグルトと呼ぶこともあります。
「牛乳」と「ヨーグルト」の違い
牛乳を発酵させて作るのがヨーグルトですが、ヨーグルトには水牛や山羊、羊の乳など牛乳以外の原料を使ったものもあります。
牛乳とヨーグルトでは味や風味に違いがあり、ヨーグルトには酸味があります。
そのため甘味がないプレーンヨーグルトだと、食べにくいと感じる人もいます。
また、牛乳よりもヨーグルトの方が、消化吸収されやすいとされます。
まとめ
牛乳から作られるのがヨーグルトです。
ただし、ヨーグルトには水牛や山羊、羊といった動物乳、豆乳など牛乳以外の原料から作られているものもあります。